現場管理をしていると、必ず言われるイメージと違うという壁。打合せの中でどれだけ施主と私たちの間を寄せられるかが重要ですよね。
施主用のプレゼンを作って見せてからはイメージの違いを言われることは少なくなっていたのですが、言われたお話です。
1.ユニットバスの換気扇が違うと思う!
大工工事中に施主が見に行き、組まれていたユニットバスの換気扇が違うと連絡がありました。
暖房・乾燥機が取り付てないとの事でした。
2.暖房・乾燥機はもともと取り付く予定はなかった。
確認すると元々取り付く仕様はなかったのを確認しました。着工前の打合せの中でプレゼンにも載っていなかったのを確認し施主に伝えることにしました。
3.今住んでいるマンションは付いているのに…
取り付く予定がないことと渡したプレゼンにも載っていないことを伝えました。
すると、今住んでいるマンションに付いているのに新築の浴室に取り付かないのは分からなかった。プレゼンに載ってなかったのかもしれないけど私は素人なのでわからないです。
標準仕様と外れることを伝え、見積もりを提示することになりました。
施主は渋々、理解してくれたようでした。
4.その後も出てくる仕様のイメージの違い
その後も仕様がこうなると思ってなかったがありました。
- 1Fは床暖房だと思っていた。既存パネルヒーターが取り付いている。(大工工事中に指摘)
- 枕棚の奥行がちがう(大工工事完了後に指摘)
- 玄関ドアが選んだものと違う(引渡し前に指摘)
- トイレの棚の高さを下げられないか(引き渡し後に指摘)
- コンセントの位置が違う(引き渡し後に指摘)
上記内容が浴室換気扇の後に指摘されました。
5.床暖取り付くんですよね?
大工工事中に現地で施主と立ち会っている時に、リビングに立って“そう言えば、ここに床暖房つくんですよね”と聞かれました。
私は驚いて、図面を確認するとパネルヒーターの仕様になってました。
施主になっていないことを伝えると、おかしいと言われました。
その場で、私が営業に連絡し施主へ電話を替わりました。
結局、途中でやめていたことを思い出していました。
新築だと決めることがたくさんあるのですべて覚えるのは結構大変ですよね。特に混乱するお客様はいろいろなハウスメーカーと打合せして決めてくれたお客様は他社と混同される方は多いです。
その後、改めて私に連絡が来て途中からでも床暖工事をしたいと工事依頼が来ました。
6.物入れの上に棚の奥行が狭い
大工工事が終わった後、施主と立ち会っていると物入れの棚の奥行が短いと言われました。
間違いなく寸法は合っていました。
そのあと、打合せの時に確認したモデルハウスへ行き奥行を確認して納得していましたが、もっとこれから広くできませんか?追加費用かかると言うと結構ですとの事でした。
きっと私に言いやすいのとダメもとと聞いているかとがなんとなくわかってきました。
7.玄関ドアが違う・トイレの棚が高い
着工前に確認したプレゼンと確認してもらいました。勿論あってました。雰囲気があってない気が下からのようです、
トイレの棚は窓と、横の引き戸の関係出来なかったのです。取り付け前に確認していたのでそうでしたねと終わりました。
8.コンセントの位置が違う
コンセントの位置は今までと施主の言い方と違いました。これは図面に載っている位置に近いが使い勝手を考えていないと言われました。
確かに電気図を確認すると柱の横にコンセントが付くのですが、つける柱の左右でも使い勝手が変わるところはあります。
後日時間をもらい手直しさせてもらいました。
電気図で柱の左右の確認も必要な個所は、図面に表記させるようにしました。
9.反省と改善
私の態度が言いやすい環境を作ってしまっていたのかもしれません。
予想をしていないことを言われたり、
間違っていると言われると
おどおどしてしまうことが相手になめられやすかったのだと思います。
また、着工前に施主の性質に気が付く必要もあったと思います。
より丁寧に説明して、理解させながら進めていく必要があったのかなと感じます。
打合せの進め方を再度見直す良い機会でした。
皆さんは私と同じようにならないように気を付けてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。